『学生時代力を入れたことは何ですか?』
就活をしていると、よくこの質問を耳にすると思います。
いわゆる『ガクチカ』と呼ばれるこの質問は、就活ではテッパンの質問ですよね。
そんなガクチカですが「大学では大した経験してきてない…」「学生時代力を入れたことってどうやって書けばいいのかわからない」という悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。
今回の記事ではそんな悩みを持つ方へ向けてガクチカの書き方を解説していきます!
この記事を読むことで、どうやったらガクチカが書けるかがイメージできるようになり、書く内容まで頭に浮かべることができるでしょう。
逆に読まないと、ガクチカがなかなか書き進められず、提出締め切りギリギリになって慌てて、納得のいかないまま「えいやっ!」と提出して後から「あそこはもっとこうしておけば…」と後悔することになってしまうかもしれないので、最後までしっかりと読み進めてください。
選考通過できる!【ガクチカテンプレート】
ガクチカを書く際は、まずはテンプレートに沿って書くことを意識しましょう。
ガクチカのテンプレートは以下の通りです。
②動機(なぜそれを頑張ろうと思ったのか?)
③目標(どんな目標を掲げたのか?)
④困難(目標に対してどんな困難があったか?)
⑤取り組み(困難を改善するためにどんな取り組みを行ったか?)
⑥結果(取り組みの結果どうなったか?)
⑦学び(この経験から何を学んだか?)
内定者のガクチカ【回答例】
実際に上記のテンプレートを使った内定者の回答例をご紹介します。回答例を参考に、自分なりのガクチカを作ってみましょう。
回答例①
総勢130人が参加するオペラ公演に力を入れました。
1つの役を数人で分けていたため役の年齢と性格の統制が取れておらず、通して作品を見た際に違和感が生じました。
これに対し、同じ役柄同士で話し合う機会を設け、共通認識すべき点と詳しい相関図を作り共有することを提案しました。
その結果、統制が取れ作品を見た際に生じた違和感は無くなりました。
この経験から情報を正確に把握し判断することが課題解決に繋がることを学びました。
貴社では事務職としてお客様が安心して貴社のサービスを受けられるよう社員の方々を丁寧にサポートしていきます。
回答例②
ラーメン店のアルバイトで店舗売上を2倍に向上させたことです。
大学2年の夏、店長から店舗拡大のために現状の売上の2倍が必要と聞き、「力になりたい」と思ったのが取り組んだきっかけです。
そこで、「売上=客数×客単価」に着目し、双方に働きかけることで売上向上を狙いました。
まず「客数」を向上させるため、店舗専用のSNSを作成し、店舗の宣伝に取り組みました。
具体的には、SNSで店舗宣伝の投稿を1日10回行い、来店時に「SNSを見た」と言って頂ければ、トッピング無料券を配布する等のお得な企画を実施し、客数向上を狙いました。
次に「客単価」を向上させるため、ラーメンと一緒に食べたくなるサブメニューの導入を行いました。
メニュー案を考える際はネット等で調べ、店長に相談しました。
そして接客の際に「今週のおすすめサブメニュー」として説明し、客単価向上を狙いました。
これらを半年間継続した結果、上記の目標を達成することができました。
まとめ:テンプレートを有効活用して、ガクチカを書き上げよう!
いかがでしたか?
今回ご紹介したテンプレートと回答例を参考に、自分なりのガクチカを書いてみてくださいね!