「自己分析しているけど、自分史って何?」「どうやって自分史を作ればいいんだろう」と悩む人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、自己分析法の1つである「自分史」の作り方について解説していきます。
自己分析のやり方がわからないという方の参考にもなると思うので、ぜひ最後まで読んで実践してみてください!
自分史とは?
そもそも自分史とは一体何なのでしょうか?
自分史というのは、自分の今までの人生(生まれてから現在まで)の人生を振り返り言語化し、表にまとめたものです。
この自分史を作ることで、就活においては以下のようなメリットがあります。
どちらも就活を進める上で知っておくべきことです。
なぜなら就活の軸が見つからないと企業を選べないですし、自分の考えや価値観が明確でないと、自分にあった企業がわからないからです。
なので自分史を作り、自己分析を行なって、この2つを見つけていきましょう。
どうやって就活に使える自分史を作ればいいのか?
では、自分史はどうやって作ればいいのでしょうか?
自分史は次の3つのSTEPで作ることができます。
それぞれ1つずつ見ていきましょう。
STEP1:幼少期〜大学まで過去の経験を全て書き出す
自分史を作る最初のステップは、幼少期・小学校・中学校・高校・大学と5つのカテゴリーに分けて、それぞれで覚えているエピソードを全て書き出しましょう。
STEP2:書き出したエピソードを「喜怒哀楽」の感情ごとに分ける
エピソードを書き出したら、次はそれぞれのエピソードが「喜怒哀楽」どの感情に属するエピソードなのか?を考えて分けていきましょう。
STEP3:感情ごとのの共通点を見つける
最後に、分けたエピソードを眺めて、それぞれの感情ごとに共通点はないかを探しましょう。
ここでは例として「楽しかったエピソード」を3つ挙げ、その共通点を探してみましょう。
例えば
・中学校3年生の体育祭で優勝したこと
・高校のサッカー部で関東大会出場を果たしたこと
・大学のゼミで議論をしたこと
この3つが楽しかったエピソードにあったとします。
この3つの共通点としては
・チームで何かを成し遂げる
・1人ではなく、誰かと一緒に何かをすること
この2つが思いつきます。
そうなると、自分が楽しいと感じるためには、「1人で行うことよりも誰かと一緒に共同で何かを行ったり、チーム単位で動く仕事をした方が良さそうだ」ということがわかります。
仮にもしあなたが、仕事に楽しさを求めるのであれば、企業選びの軸として「1人ではなくチームで仕事に取り組めること」というのを追加できそうですね。
このように共通点を見つけることで、自分が仕事をする上で何を大切にしたいのか?を知ることができ、企業選びの軸を明確にしていくことができます。
企業選びの軸が明確になれば、自分が働きたいと思える、やりたいことができる企業を選ぶことができるようになります。
自分史を就活で活かすには?
自分史が書けたところで、書きっぱなしで終わらせては意味がありません。
しっかりと就活で活かせるようにする必要があります。
そのためには、自分史を書いたら、最後に自分史から就活の軸を見つけるようにしましょう。
自分史を書き、そこから就活の軸を見つけることで、就活に活きる自己分析をすることができます。
まとめ:自分史を使って効果的に自己分析を進めよう
今回は就活の代表的な自己分析法『自分史』の作り方についてお伝えしました。
ただ自分史を作って終わりでは、就活に生きない自己分析になってしまいます。
作ったらそれを必ず、就活の軸に消化させるようにしましょう!