大学2年生にとって就活は、間近に迫った重要なイベントです。
しかし先輩を見ていても「いつから始めるべきなのか」「どのような準備が必要なのか」がよくわからないですよね。
正しい情報を知らないと、知らない間に周りの友達が就活を始めていたり、いつの間にか出遅れてしまったりする可能性が高くなります。
そこで今回は、周りに出遅れずなおかつ周りより早く内定をもらい余裕を持った就活にするためのスケジュールや準備のポイントについて解説していきます。
就活を始める時期
一般的に就活を始める時期は、大学3年生の秋からと言われることが多いです。
しかしそれでは少し遅いというのが私の考えです。
というのも大学3年生の夏休みには既にサマーインターンが多くの企業で始まっており、ここで就活に向けて動き出し始める大学3年生が多いからです。
なので秋ではなく、夏休みからは絶対に動き始めるという意識で行動するようにしましょう!
また業界によっては大学2年生の夏から始まっているところもあったり、通年採用に取り組んでいる企業もあったりと企業側の状況も毎年変わっています。
自分が行きたい企業や業界が決まっている人はいいのですが、決まっていない人の場合、もしその業界・企業に行きたいとなっても手遅れになってしまう可能性があるので、就活を始めるのに早すぎることはありません。
この記事を読んだ今日をきっかけとして、今すぐにでも少しずつ行動していくようにしましょう!
就活のスケジュール
それでは下記で、具体的な詳しい流れを確認しておきましょう。
1. 大学3年5月までに自己分析と企業探し
就活準備は大学3年生の4月ごろから5月にかけてスタートするのがおすすめです。
企業へのエントリーが始まるのは一般的には大学3年生の3月1日からですが、その時期にスタートして自己分析や企業研究に取り組んでしまうと、自分の適性が分からないまま企業選びをしてしまうことも。
なので大学3年の5月までに大枠の自己分析や企業探しは終わらせてしまいましょう。
サマーインターン開始前から取り組むことで、余裕を持って就活を進めることが可能です!
2. 大学3年6~9月はサマーインターンに参加
大学3年の6~9月にはサマーインターンに参加しましょう。
この時点では自己分析や大枠の企業研究を終わらせ、自分に合った企業を探していくのが大事です。
自己分析をして自分に向いてるかもと思った企業が本当に自分に合ってるのかを確認する作業をサマーインターンで行ってください。
そうすることで、本当に自分に合った企業を理解することに繋がり、また企業や業界の理解が進むため後悔のない就活にすることが可能です。
またサマーインターンに参加した人限定で早期選考の案内がきたり、優遇ルートに乗れたり、本選考でESはパスされたりなど、有利になる場合もあります。
サマーインターンを上手に使いこなして、有利に就活を進めていきましょう!
3. 大学3年9~翌年1月は秋・冬インターン
大学3年の9~翌年1月も秋・冬インターンに参加しましょう。
夏に比べると短い日数で実施される企業が多いです。
また秋・冬インターンも早期選考の案内や本選考での優遇などが行われている企業もあります。
気になった企業のインターンは積極的に参加し、チャンスを掴み取りましょう!
特にこの時期は学業も忙しくなることが多く「せっかく5月から始めたのに秋は就活サボっちゃった…」となることが多いです。
学業が忙しくなることも考慮して、無理のない計画を立てコツコツ実行していきましょう!
必要であれば私がサポートするのでいつでも連絡ください!
4. 大学3年10月〜外資系・マスコミの本選考開始
またここで触れておきたいのが、一般的な大学3年の3月1日にエントリー解禁を全く待たずに本選考が開始される企業があることです。
特に
・外資系企業
・マスコミ
・経団連非加盟の企業
は夏インターンが本選考に繋がる予備選考になっていることも多いため、これらの業界の企業に興味を持った場合は必ずインターンに参加しましょう。
また最新の情報を得るためにできるだけOB訪問などをして社員との繋がりを持っておくことも大事です。
動きが早い企業・業界を狙う場合は中の人との繋がりや同じ業界を志望している就活生と繋がっておき最新情報にいつでもアクセスできるようにしておきましょう!
5. 大学3年3月から企業エントリー、説明会開始
大学3年の3月1日0時からは、マイナビ・リクナビなどのサイトから一斉に企業へのプレエントリーが開始されます。
ここからは怒涛の就活ラッシュになりスケジュールが忙しくなります。
この時点では自己分析や基本的なES設問(ガクチカ・自己PR・志望動機)は土台を固めておくようにしましょう。
また企業も9割型決めておき、残り1割は選考や説明会に参加する中で興味を持った企業を追加でリストアップするくらいにしておきましょう!
6. 大学3年6月から選考面接、内々定が出始める
大学4年の6月ごろから選考が面接へと進み、内々定が出始めます。
この時期は周りの友達も内々定が出始めているので、もし内定が0の場合は焦りが出始める時期にもなります。
しかし、ここで内定がなかったとしても焦る必要はありません。
まだまだ採用募集している企業はたくさんありますし、言えないだけで内定もらえてない人もたくさんいるので、周りに流されず自分のペースを保つことが大事です!
最後まで一緒に頑張っていきましょう!
就活の準備
履歴書やエントリーシートの書き方、自己分析、企業研究、面接対策など、就活に必要な準備は多岐にわたります。
それぞれの準備に必要な時間や、効率的な方法を考え、スケジュールに組み込むことが大切です。
自己分析
自己分析では自分の価値観や行動原理、将来どうしたいのか?など過去から未来にかけてを深掘りしていきましょう。
ここで大切なのはゴールを決めておくことです。
自己分析のゴールは「就活の軸を固めること」です。
これがわかっていないと、無駄に自己分析ばかりに時間をかけてしまったり、いつまでどこまでやればいいの?という事態になってしまうので、自己分析は就活の軸を決めるために取り組みましょう。
企業研究
自己分析が終わったら次は企業を探しましょう。
就活生の平均エントリー数は40~50社程度と言われているので、少しでも気になった企業は片っ端からリストアップしていきましょう!
Webテスト対策
Webテスト対策は問題集を1冊買って、その1冊をひたすら何周もやることが効果的です。
また一気にやるのではなく少しずつコツコツ積み上げることで、確実に力を定着させることができます。
おすすめは1日30分と時間を決め、毎日やることです。
隙間時間にスマホアプリで問題集を解くこともできるので、時間を工夫して使いながら対策を進めていきましょう!
OB・OG訪問
OB・OG訪問は企業理解や社員とのコネクションを作る意味で活用していきましょう。
企業によってはリクルーター面談と言ってOB訪問が採用に繋がるケースもあるので、そういった制度がある企業かどうかも把握しておきたいところです。
OB訪問では企業研究で出てきた企業に対しての期待が正しいのかどうかを社員に確認したり、すでに志望動機を作っている場合は添削をしてもらったりすることができます。
また面接の際には「OB訪問で〇〇様からお話を伺って〜」と受け答えすることもできるので、志望度の高い企業はできるだけOB訪問もしておくことが大切です。
OB訪問で会える社会人は大学のキャリアセンターでも紹介してもらえますし、今の時代はアプリやOB訪問のサービスが無料で使えたりするので、色々な手段から探してみましょう!
エントリーシートの書き方
エントリーシートは、ほぼ全ての企業でエントリーの際に提出することになります。
またよく聞かれる定型的な設問も多いため、早め早めから作成に取り掛かるのがおすすめです。
特に「ガクチカ」「自己PR」「志望動機」の3つは必須と言えるほど聞かれるため型を準備しておきましょう。
エントリーシートでは自己PRをするだけでなく、企業のミッションやビジョン、業績などを調べ、自分がどのようなポジションで貢献できるかを具体的に示すことが重要です。
面接対策
面接は、内定をもらうために必ず行われる最も重要なステップです。
エントリーシートに書いたことを具体的な事例や経験を交えて話せるようにすることや、企業研究をしっかりと行い、自分が志望する企業について深く理解することが重要です。
またエントリーシートと同様にこちらもよく聞かれる質問が存在するので、それらの質問には回答を用意していつでも答えられるように暗唱しておきましょう。
大学のキャリアセンターや就活サービスの模擬面接を活用することで、緊張感を体感し、自信を持って臨むことができます!
【まとめ】
就活は早め早めに取り組んだ人が有利になる仕組みが多いです。
特に「行きたい企業があったのにいつの間にか選考が終わってた…」なんてことがあったらあまりにも辛すぎます。
余裕を持って早め早めから準備していくようにしましょう!
いつから始めるべきか、どのような準備が必要かをしっかりと把握し、スケジュールを立て、効率的に取り組めるように今回の記事を参考にしてくれたら嬉しいです!
就活を成功させ、自分に合った企業での就職を実現しましょう!